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派遣契約の内容をチェック

派遣された会社によって、労働条件は、環境も仕事内容もすべて異なると言うこと、意外と忘れがちです。回数を摘むにつれて、ツイ油断しますので、ぜひとも、派遣契約については、しっかりと確認をしましょう。出来れば、契約前がいいのですが、契約後でも、派遣会社ではきちんと説明する義務が在りますので、確認を怠らないでください。

ただし、雇用契約と言うものは、派遣会社と合意された場合には口頭でも成立できるものです。したがって、いつが雇用開始日であるかなど、契約の開始日を確認することをお忘れなく。

 

もしも派遣期間が1週間を超える場合は、「労働条件通知書兼就業条件明示書」と言うものが発行されます。

この「労働条件通知書兼就業条件明示書」は、仕事の条件をきちんと書面に表したもので、

・契約期間

・就業場所

・業務内容

・派遣元の責任者名

・派遣先責任者名

・仕事の時間帯

・残業の有無

・就業日

・休日

・賃金の計算方法

・支払い時期とその方法

・退職に関する事項などが記されていなければなりません。

 

確認後、派遣社員はここに署名捺印をしますが、これが雇用契約書となります。

複写で手渡されるはずですから、きちんと目を通し、内容を確認しましょう。

 

今後、トラブル発生の場合に、この「労働条件通知書兼就業条件明示書」があれば、問題解決もスムーズに行きますので、大事に保管しておきましょう。

 

では、内容確認について、さらに詳しくご説明します。

■ 業務内容

これがトラブルの一番の原因と言えます。契約書には詳しい説明がなく、単に、主な業務内容が書かれている場合がありますが、実際には、そのけじめが分かり辛いのが仕事と言うものです。

「お茶くみ」「ごみ捨て」「買出し」「そうじ」などはどうしましょう。すべてを確認するのは大変ですので、自分がどうしてもしたくない仕事は、前もって契約内容に入るのか否かを確認しましょう。一番まずいのは、自分で自覚しない仕事をさせられるときです。前もって聞いておけば、気持ちもかなり楽ですしね。

 

■ 勤務時間

勤務時間で確認したいのは、残業などの有無もありますが、それ以上に大切なことは、勤務時間に含まれるものと含まれないものがあると言うことです。たとえば、朝の5分間の体操は?

あるいは、外出(出張)に出て、そのまま家へ直接帰る日(直帰ですね)の、

移動時間はどこまでが勤務時間だと思いますか?

外出の用事を済ませて、直帰した場合、どこからどこまでが勤務時間でしょうか?

このようなことは、すべて派遣先の会社によって異なります。きちんと問いただしておきましょう。これも、前もって知っていれば、無駄なことはしないで済みますよね。

 

■ 日当、割り増し、交通費

これらは、どこの派遣先でも良く似た扱いをしますが、まったく同じと言うことでは在りません。割増時間は何時からか、その割増率も知っておきたいですね。そして、交通費として、通勤はもちろん、外出、出張時に立て替えた交通費は派遣会社ごとに様々です。

交通費などの請求は、立て替えておくだけに、きちんと請求できるところがベストですね。

しかも、口頭ではなく、どんな形でもいいですので、紙面で残してあるのが理想的です。

 

■時給は?

派遣先で働いた月々のお給料は、派遣元でどのようにして決まるのでしょうか?

それは、単純に「働いた時間×時給」でいいのですが、具体的には、毎月、派遣会社に台帳を出します。その台帳には勤務時間が記入されていますので、そこから、賃金を計算するのです。

ところで、日々の休憩時間は「勤務時間」にはカウントされないのが普通です。昼休みなど、休憩時間は差し引いて計算します。また、提示より後の残業は、通常提示の1,25倍で計算されます。深夜勤務、休日出勤も割増されます。

さて、派遣社員の経験があれば、お分かりだと思いますが、時給として決められた数字は、契約更新のときに、変更されることが多くなりますが、これを申し出るのは派遣社員のあなたであり、申し出をするのは派遣元です。

ですが、更新時に時給をアップして欲しいとお願いするとき、派遣先、つまり派遣元にとってお客様である派遣先が認める必要が在ります。派遣元は、派遣先にこのように申し出ることでしょう。「あなたがまじめで実力があるので、時給を上げてもらわないと、これ以上ここでは働けなくなります」とね。

たとえば、あなたの時給が1200円の場合、派遣元は派遣先より1800円ほどで契約しているのですが、アップされれば、派遣元は派遣先との契約は2000円ほどになるでしょう。その結果、あなたの時給が1350円ほどにアップされるわけです。

 

ですが、この反対の場合もあります。派遣先で求められる業務が十分に出来ない場合、派遣先は「契約金額を下げる」と言い出すことも在ります。時給の減額につながることでもあり、通常は派遣先の申し出は通りませんが、問題がこじれると、その場で契約解消などの場合もありえます。

契約終了が双方に気持ちのよい形であるために、時給金額があなたの仕事ぶりを表す指針です。大事にしましょう。

 

以上の通り、賃金は、「働いた時間×時給」ですが、実際の働いた時間は、正確に間違いなく管理しなければなりませんし、時給額は、派遣会社とお客さん=派遣先との交渉で、変化します。実際の働き先であるあなたの働きぶりはあなたの時給に大きく関係しますこと、忘れないでおきましょう。

 

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