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人材派遣の実情

あなたは人材派遣でお仕事をしたことがありますか?私はまだないので、ここでは実際の人材派遣とは、どのようなものなのか、きちんと把握しておきたいと思います。そうすれば、いざというとき、迷わないですよね。

 

始めに、現在の派遣業界の実情を把握してください。

バブル崩壊後、ともかく会社では、「雇わないで仕事をしてもらう」と言う形が急増していますね。そのおかげで、派遣業界の需要と供給を比べると、需要の方がぐんと高いです。これは、様々な募集方法があり、なかなか現実に採用するまでにたどり着かないこともありますし、期待される高い技術、能力の方が少ないということもいえます。これから派遣で仕事をとお考えの皆さんは、この現状に自信をもって挑戦してください。

 

ですが、思いがけないささやかな驚きも、派遣業界にはあるでしょう。あなたの心の準備として、まずはご紹介しましょう。

●上司から“派遣さん”と呼ばれ、苗字で呼ばれないこともあります。

●派遣先の社員同士の団結力が強く、派遣の私は、そこへ入り込めないものを感じました。

●正社員だけが行う社内のミーティングに参加できないときがあります。

●派遣社員は一日中、企画書、提案書、データ入力などで忙しく、正社員とは仕事量が違う気がします、などなど。

 

このような感じ方は、自分で気持ちを切り替え、対処できるかと思いますが、【年令の壁は】、【時給は】、【スキルアップは】、【残業は】、など、様々な分野での派遣社員の実情はどうなっているのでしょうか? 

 

【年令の壁は】

本来は、派遣会社は依頼会社から求められた労働を提供できるスタッフを提供する会社です。依頼に見合う労働力が期待できれば、個人の年令を指定するものではないはずです。

ですから、人材派遣が普及しているアメリカやヨーロッパでは、例えば「データ入力」の仕事を依頼された派遣会社は、その経験がある年配の男性を雇い、採用された男性は何の気後れもなく依頼会社へ赴き、自分の業務をこなし、時間が来れば普通に帰っていきます。
このようなことは通常のことで、周囲の社員も当たり前のこととして受け止めております。

たとえば、「営業事務」を依頼されたら、その業務がこなせれば、それでいいのです。
て「労働力」は個人を特定するものではありません。
依頼された業務がこなせる人であれば「労働力」として充分に成立するのです。
ところが日本の場合は、ほとんどの場合に性別や年齢の指定をされます。残念なことですが、このような状況は改善されつつありますが、まだまだ、日本の人材派遣業は、年令の壁があるといわざるを得ません。よく言われることは、通常は35歳がその壁の限界かと。

その壁を越える方法は、少しでも専門性の高いスキル・経験を身に付けることです。

では、具体的にどのようなスキルと経験が有利か解らない人もいらっしゃるでしょう。これまでの職場経験や興味のあることを一度考え直し、今後のキャリアビジョンだけは明確にしておくことが大事です。

一方、最近、経験をつんだ50歳以降の採用が見直されております。これは、もちろん、その経験が見込まれてのことですので、リタイアした後など、短時間のパートなどで過去の経験を活かす派遣社員の採用は多くなってきました。

 

【キャリアアップは】

就職前に資格を身につけておきましょう。これは、年令の壁を打ち破るためにも最低限の条件だと思います。そして、「とりあえず資格があれば、今よりは良い条件で働くことができる」と考える方が多いのではないでしょうか?

ですが、これは大きな間違いだと思います。
採用側で求めるのは、業務を遂行できる力です。これは、資格があれば得られるものではなく、なんといっても実務経験です。実務経験があれば申し分ないですが、資格はあってもまだ実務経験がない場合は派遣社員になれないのでしょうか?

資格をとっても役に立たないのでしょうか?

いいえ、ちゃんと資格を活かして、良い条件で働くことはできます。そのためには急がないことです。

最初は「未経験でOK」の仕事を選び、そこで経験をつみましょう。このとき、ほんのわずかでも希望の業務が含まれている仕事にしましょう。もちろん、未経験である以上、時給はよくはありません。でも、はじめは仕方がないのです。雇う側にしたら、未経験者への配慮は相当なものだからです。
転職がしやすい時代になりました。若い人はこうしてスキルアップを図っていますが、転職の際には、必ず自分の望む職種を一本に絞り、そこへ近づくための実力養成として、転職を考えてください。スキルアップというのは、そういうものです。
最初から、経験がないのに希望の職種につくというのは無理だと自覚し、じっくり取り組む姿勢が大事です。

じっくり確実に、自分が望むキャリアビジョン近づく努力をしましょう。今与えられた職場にそのキャリアアップに関する業務が少しであれば、精一杯努力することで、キャリアアップは少しずつ実現するのです。
派遣社員とは1年契約などと雇用期間が定まっています。その点、キャリアアップはしやすいはずですが、現実的には本人の意識と覚悟次第です。頑張ってください。


【時給】

最初、採用が決まったときは、ほとんどの方は、時給について、さほどの不満を感じないものです。なぜなら、まだ実際に仕事をしていないのですから。ところが、いざ仕事を始めて数ヶ月もすれば、ほとんどの方が、時給のアップを期待すると聞きました。

それは、派遣社員の時給は、派遣会社が決めるもので、派遣され高い者での仕事内容をどこまで把握しているか怪しいからです。しかも、派遣会社によって、時給は依頼された会社から受け取る金額の何パーセントを時給に設定するか、自由に設定しているからです。

現実問題、同じ職場でありながら、派遣会社によって、派遣社員が受け取る時給が異なることもあることも知っておいてください。

さて、時給のアップですが、契約が切れる段階で、再雇用が決まれば、通常は時給はアップします。もっとも、再雇用も時給アップも、まじめに働いた1年があればこそですので、そんな場合には、しっかり時給アップを交渉しましょう。このとき、間違えないで頂きたいのは、実際に交渉するのは、派遣会社に対してですよね。時給アップはかなり実現するはずです。

ところで、最初の時給額は、仕事の内容にもよりますが、さほど悪くはないです。パソコンの資格のうちでもごく初級の「マウス」などを持っているだけで、未経験でも時給千円以上になります。これは、正社員を雇うより厚生面で会社側が費用節減になるからです。

 

【会社側が求める人物像】

特に派遣社員を利用する会社に限らないかもしれませんが、どのような人物像が喜ばれるか、知っておくといいですね。依頼先に、どのような人物像をご希望です方と問い合わせをすると、必ず、答えが決まっているからです。

希望する人物像は、「明るい人」なのです。

技術、経験のあるなし以上に、90%の企業が「明るい人」がいいと答えます。現実として採用する側の会社は、派遣スタッフさんの資質として「性格的な明るさ」を重視するのですね。
これはある意味、当然のことですし、これから考えれば、仕事の場ではできるだけ明るく仕事をしましょう。リラックスし、普段の笑顔とはきはきとした対応があれば、たとえ未経験であっても、喜んで教えてもらえるものです。これが、派遣社員の特典かもしれませんね。

 

【派遣会社の落とし穴】

フリーターとして、派遣社員になる方が多い時代です。確かに、転職が簡単に出来ますので、若い時代に派遣会社を利用される方は多いでしょう。ですが、この転職の際に気をつけねばならない落とし穴があることを忘れないでください。

今後、人材派遣業界では人材不足が深刻化していくと言われておりますので、必然的に採用の確率はよくなるかもしれません。

ですが、転職の理由は、しっかり確認しましょう。仲間にいやな人がいるとか、仕事に飽きたなどの理由は、個人の成長につながるとは言えないからです。「この業務を充実させたい」とか、「スキルUPしたい」などの前向きな理由で転職できればと思います。前につながらない、数多い転職は将来的に職歴に役だたず、最終的には、転職も厳しくなりますので、注意しましょう。
職歴を振り返り、確実に前向きで転職してきたと言える物にしたいですね。自分が目指す職種をきちんと把握したうえで、派遣会社に登録しましょう。

 

【登録から仕事紹介まで】

良く聞く話ですが、ほとんどの派遣会社は、簡単に登録をさせてくれます。このとき、あなたはどんなことに注意しますか?派遣会社から見たあなたとはいったいどんな存在なのでしょう。これをきちんと理解するために、派遣会社側の登録時の様子をご紹介しましょう。

まずは、あなたは、「労働力」という一つの商品なのです。つまり、人間=労働力としか捉えません。物を扱い会社では、厳しい品質管理を行い、チェックを怠りませんね。
出来るだけ、派遣会社も「あなたの品質チェック」をしたいのです。

ほとんどの派遣会社はまず、登録を希望したあなたを派遣スタッフとして登録を終了します。このとき行なわれるのが、基礎能力、性格適正、OA入力などのテストと面接です。
その結果から、派遣社員としてのあなたの「品質チェック」をいたします。
ところが、相手は人間ですから、常に一定であるとは限りませんので、派遣会社では登録した会員すべての情報を蓄積しておくことです。
日頃のやり取りがすべてと言えるほどに、データとして残されております。仕事発注の電話での対応、会話の言葉遣い、面談を無断でキャンセルしたなど、すべて、残されております。

もちろん、きちんとこちらの意向を伝え、常識的に対応すれば何も問題がないのですが、常識を欠く対応があった場合、派遣会社とはその点だけは非常に厳しいです。気をつけていただきたい実情ですね。派遣会社とのやり取りは全てデータに残されています。ご存知だったでしょうか?

【派遣会社の選び方】
では、派遣会社を皆さんがここだと決める場合、どのような指針があるでしょうか?これは、人それぞれで一概に一つに絞ることは出来ません。なぜならば、派遣会社へ求めるものがそれぞれ違うからですよね。

1 希望の就業先を狙歌芽の前段階として
2
派遣会社からの紹介で、安定して長期間働く場所として
3
 少しでも時給のいいところとして などなど、希望はまちまちです。

1
の場合は、その企業直営の派遣会社がいいです。希望の企業への転職がかなう確率が高いですから。ただし、未経験であることから、はじめの時給は期待できないでしょう。
2
の場合は、大手の派遣会社がいいです。大手の派遣会社は社会保険の加入が必須ですし、サポート体制も充実しています。ただし、希望しない地域、業界での就業も起こりえます。
3
の場合は、出来るだけたくさんの派遣会社へ登録しましょう。同じ職場を募集する派遣会社がある場合、時給の多いほうで採用されることも可能になります。様々な情報を得るために、複数の派遣会社への登録は大いに意味があります。


【派遣業界の今後】
ここ数年転職するいい時期だといわれてきました。不景気な会社にとって、派遣社員は、経費が掛からず、経営のたすけとなるからです。

したがって、現在は今までに比べると、完全に売り手市場と言えます。派遣登録する人が足りないんでしょうね。ですから、ある程度は、強気で転職活動をして見ましょう。

この現状から考えると、おそらく、派遣社員の時給は上がると思われます。人材不足に困った企業側は、派遣料金を上げてでも、良い人材を求めようとします。派遣業者を通さずに自社で人材を確保するよりも、派遣業者に依頼したほうが、確実な人材が得られるだけではなく、経費の無駄遣い、募集から採用までの事務手続きなど仕事を簡素化するためにも、時給を上げてでも派遣会社への依頼は増えると思われるからです。

【中高年派遣の実情】

少子高齢化によって、労働人口が減少した昨今、経験・スキル・資格を活かしスペシャリスト職として、中高年の派遣社員は増えております。

その中でも、「紹介予定派遣」と言う制度を作った派遣会社があります。これは、一定の派遣期間(通常は、6ヶ月以内)就業した後、正社員もしくは、契約社員となって企業と直接雇用契約を結ぶことが出来るシステムです。

派遣社員とは新しい働き方ですので、うっかりすると、中高年者は見落としがちですが、

このほかにも、特に、40代から50代の女性が、若い時代のスキルを生かし、金融関係、、商社、不動産、建設関係などで、経理、総務、営業・不動産・貿易事務等の仕事につき、社会復帰しするケースが増えましたが、これらのほとんども派遣社員という形です。派遣社員は何よりも、勤務時間が中高年の要望にこたえているところで、人気が高いです。